
「都内の高校に入学してきた主人公が、
同じクラスに在籍して下宿も同じという
2人の落第生により、
学校の内外で引き起こされる
様々な騒動に毎回悩まされる」
というのが基本的なストーリー。
2人が騒ぎを起こす際、
毎回様々な着ぐるみや
コスチュームに身を包み、
当時人気だった特撮作品の
キャラクターなどに変身したり
(それらの衣装を虫干しするなど、
メンテナンスの話も存在する)、
またそれらに対して周りの人々も
同じように別のコスチュームになって
様々な手法でツッコミを行ったりするなど、
現代では普通に使われる手法ではあるが、
1970年代としてはズバ抜けて
画期的な過剰なまでの演出が特徴である。
落第2人組の常人離れした怪物ぶりと、
それに対して、
多少エキセントリックな部分はあるが、
余りにも普通な周りの人々との対比を始めとして、
作中で繰り出される数多くのスピード感溢れる
ギャグや会話におけるテンポの良さ、
随所でみられるソフトな桃色描写は、
当時の読者たちから好評を博した。
そして後にその読者たちが漫画家になり、
本作中のギャグや構図を元にしたパロディが、
ギャグ漫画作品を中心として
広範に見受けられるようになる。
また、たたみかけるような不条理ギャグの中には、
連載当時の歌やCM、
特撮を中心としたサブカルチャーなど、
当時の世相を反映したネタが数多くあり、
時代を表した資料的価値も有するようになっている。
基本的には「ほうれん荘」と、その周りを取り巻く人々の
日常生活を中心に描いているが、
シンデレラなどをモチーフにしたミュージカル的な話や
刑事ドラマ仕立ての話、
更には第二次世界大戦中の世界を舞台にした1話読み切りの話など、
ストーリーがバラエティーに富んでいたことも特筆に値する。
特に戦争物に登場する兵器の考証は、
同時期の他のシリアス戦争漫画に勝るマニアックさであり、
馬之介初登場の回では
戦争劇画で有名な小林源文のデビュー作
『クリストローゼ』のパロディまである。
ウィキペディアより
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